UK & Hungary week2:てんてこ舞いな1日

My Journey

こんにちは,あさみんです。

私は,2023年は「自由な発想で,旅と学びと暮らしを模索する」をテーマに日々を生きています。

偶然にも,一粒万倍日,天赦日,寅の日が重なる最強開運日といわれる,春分の日に,5ヶ月間の北海道での実家暮らしに区切りをつけて,新たな旅に出ます。

この記事では,約3週間のイギリス・ハンガリーの旅で得た,気づきや学びの経験を,「心の探求」の視点からまとめてみました。

さぁ一緒に,心の山歩(さんぽ)に出かけましょう。

ショート・トリップ

ブダペストで自由奔放にありのままに過ごしていたら,あっという間に1週間が経った。

当初は1泊2日くらいでウィーンに足を伸ばそうと考えていたけど,早々にやめた。

今は,あちこち行くよりも,1つの場所をじっくりと味わいたい…そんな気分。

とはいえ「ドナウの真珠」と呼ばれ,世界中の人々の心を魅了するブダペストの夜景すらも見ていない私…それはそれで後悔するよね。

仕事の予定もパラパラ…案外,出かけられる日は限られていることに気づく。

…ということで,久しぶりに計画を練る。

スロバキアとの国境の町で,ハンガリー初代国王イシュトバーン1世が戴冠式を行った大聖堂のある「エステルゴム」,小さい町に美術館やおしゃれなカフェ・雑貨屋さんが密集するアーティストの町「センテンドレ」が候補かな。

エステルゴムは電車とバスを乗り継いで約2時間,センテンドレは電車乗り換えで約1時間…

まずは,エステルゴムから行ってみよう。

罰金から始まる朝

朝は,気温5℃を下回ってかなり寒い

フリースにパーカー,ヒートテック1枚では,防寒着としては心細い。

ブダペストで,公共交通機関を使うのは初めてだった。

ネットで軽く情報収集して,あとは出たところ勝負で行こう。

駅のスタッフに行き先を伝え,往復分のチケット購入方法を教えてもらう。

市内はメトロ・トラム・バス共通チケットでOKだけど,郊外は,別途チケットを購入する必要がある。

今日は市内トラムで1往復しかしないので,shingle ticket 2枚を購入。

周りの人の動きを見ながら,乗り方をチェックする。

そして,私の乗るトラムが到着して乗車…空いている席に座る。

発車して数分も経たないうちに,キリッとした顔立ちの年配女性に話しかけられる。

ハンガリー語で,乗車チケットを見せるように言われた。

手元に握りしめたshingle ticketを見せると,「無効チケットだから,罰金を払いなさい」

…あぁ,やってしまった。

ネットにも書いてあった。

打刻機に通すのを忘れたわ…てか,打刻機どこにあった?

若干抵抗してみたものの,「Time is money, 早く支払いなさい」と言われる。

それでも渋ると「パスポートか免許証見せなさい…ポリス呼ぶわよ。ポリス,ポリス」と連呼する。

違反理由の説明もなく「罰金払え」は,おかしいだろうと思い,違反理由の説明を求めた。

面倒くさそうな顔をしながら,ラミネートされた小さいカードを提示して,一応乗車ルールを説明してくれたので,その場でカード払い。

罰金 Ft12,000(約4,700円)…1日の生活費が一瞬で飛んだ。

ちなみにshingle ticketはFt350(約135円),24時間使い放題の24-hour travelcardはFt 2,500(約970円)です。

…まぁ,これも社会勉強です。

これに一喜一憂しても仕方ないので気持ちを切り替えて,旅を続けます。

20分ほどで下車して,バスへの乗り換え。

近くに券売機や窓口が見当たらないので,バス待ちの女性に声をかける。

ハンガリー語なので全く言っていることは分からないけど,乗り場はここで間違いなさそう。

そして,乗車時に運賃を払えば大丈夫そう。

ほぼ定刻通りにバス到着。

運転手さんに,行き先を伝える。

運賃を払う…カードをかざす場所がない。

そうだよねぇ…カード使えないよねぇ。

何となくそんな気はしてたよ。

ユーロで支払う…ダメだよねぇ,ハンガリーはEU圏だけど,フォリントだもんねぇ。

そして,ここはブダペスト郊外だし。

カミーノでも経験しましたよ,CASH ONLY

No cash, No euros とのことで,バス乗車は諦めました。

寒さでトイレに行きたくなり,近くのベーカリーショップに入る。

店員のお姉さんにトイレ貸して欲しいと相談する。

トイレは開放していないので,ここから徒歩5分のGOBUDAに行きなさいと言われる。

What’s the GOBUDA? …ゴブダという単語からイメージできるものが全くない。

…ショッピングモールらしい。

お礼を伝えて,GOBUDAへ向かう。

GOBUDAの建物が視界に入ってきたタイミングで聞き慣れた言語…

まさか,この絶妙なタイミングで日本人2人組に出会った。

日本人の少ない,ブダペスト…しかもこの町外れで,巡り会えるとは!

彼女たちは交換留学で滞在中の大学生,ハンガリー語のクラスを終えて帰宅するところだった。

ここまでの経緯を伝えて,郊外バスチケットをカード購入できないか聞いてみる。

やっぱり券売機では買えず,車内での現金支払いのみだった。

ATMで現金おろすかぁ…でも手数料かかるしなぁ。

ハンガリー話に花を咲かせながら,何がオススメある〜?って聞くと,「センテンドレは,近くて良いですよ」と。

あ,そこも行きたかった場所!。

急遽,行き先を変更。

なんとなく,今日はエステルゴムじゃなかったんだな。

センテンドレまでは,手元にあるshingle ticketでバスに乗り,新たに購入したチケットで電車へ乗り換えれば行ける。

旅は,これくらいの自由さ,柔軟性があった方がおもしろい。

「まぁ,なんとかなるさ。」の積み重ね。

あれどうしよう,これどうしよう…そんな不安から解放されると,心に余白ができるものだ。

その場を楽しむ,その場にきちんと心も身体もいる。

でも時間に追われていると,なかなか難しいんだよねぇ。

旅だけじゃなくて,人生もそうかも。

ガチガチに決められたものよりも,出たところ勝負の方がワクワクする。

そして,心に余裕がないと,変化を楽しめない。

…とはいえ,センテンドレまでの電車は緊張感があった。

市内を走るトラムと,郊外の電車は見た目もシステムも異なる。

自動改札機というものが,この国にはない。

プラットフォームで電車を待つ,ハンガリー人の年配男性に声をかける。

まずは乗り場の確認…1番ホームで大丈夫。

地下鉄の場合,打刻機は日本の改札口みたいな場所にぽつんとある。

そして自分でチケットに打刻してからホームヘ行く。

郊外の電車のシステムが分からない。

念の為,歩いてきた道を辿り,打刻機がないか確認…ない。

そして,先ほどの年配男性に聞いてみる…多分,電車の中で打刻できるみたい。

罰金徴収も1回目は社会勉強で済まされるけど,同じ間違いを2回やるのはねぇ…。

ホームヘ電車が入ってきて乗る。

打刻機らしきものがある…あれ,トラムみたいにチケット入れてもカチャってならない。

違反を取り締まるチェッカーらしき男性もいる…大丈夫かしら。

不安だから,さっきのおじさんの向かいに座り,チケット見せながら「スタンプ押せない!」って訴える。

おじさんがチェッカーに声をかけてくれる。

彼は私のチケットを確認し,ペンでチェックを入れる。

…え,そういうシステム?…とりあえず,安心。

「Thank you」と伝えて,そのまま相席させてもらう。

お互いに無言のまま15分…おじさんは,私の手首をギュッと握りながら,「Take care」と言い残して下車した。

じわ〜っと心が温かくなる。

そして,私はセンテンドレに向かってそのまま乗車。

さらに15分…無事に到着…なんだか朝からバタバタしていたので,急にお腹が空いてきた。

町を散策して,雰囲気が素敵なcaféに入り,Poached eggs にジンジャーとシナモンがたっぷり入ったアップルティーを頼む。

朝から曇天で気温も低かったので,体も心もほっこり。

センテンドレは,とてもキュートな町だった。

小さい町にギュッとアートが詰め込まれていた。

町をゆっくり見て回った。

そして,駅に戻って券売機で復路チケットを買う。

あれ,さっきみたいに到着地の駅名検索ができない…これで間違ったチケット買ったら,また罰金のリスクあるよね。

電話をしながら券売機の列に並ぶ,若い女性に目配せしてみる。

すると「Do you need help? 」と声をかけてくれて,チケットの買い方を教えてくれた。

ハンガリーの方々…優しいなぁ。

真面目さと几帳面さを兼ね備えた,心温かい人ばかりだ。

あとで判明したことは,打刻機には自動式と手動式のものがあった。

郊外の古い車両の電車はもちろん手動でカチャって,打刻しないといけなかったみたい。

1日中寒くて,体が芯から冷えていたけど…心はほんわり温かった。

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