コーチング

コーチングとは,クライアントご自身が答えを見つけて,人生をより豊かに生きるための選択をサポートする手法です。

クライアントに「気づき」と「行動」が生まれるプロセスであり,コーチは 「問い」をもち,クライアントは「答え」をもっているとも表現されます。 

コーアクティブ・コーチとしての礎

私のコーチングは,主にコーアクティブ・コーチングの手法を取り入れています。

この手法において,4つの大切な礎があります。

まず1つ目は,コーチである私は,「人はもともと創造力と才知に溢れ,欠けるところのない存在である」という信念を持っています。

私たちは,すでにリソースに溢れているのです。不足しているものは,何もありません。

私は,自分自身を含む,全ての人がリソースフルな存在であると心から信じています。

2点目は,「クライアントの存在すべてに焦点を当てる」という点です。

目に見えないもの,聴こえてこないものも聴いていく…つまり,言語化されていないクライアントの内なる声,魂の声も聴いていきます。

3点目は,「今,この瞬間から創る」です。

コーチングのセッションに台本はありません。

どのようなセッションになるのかは,コーチである私にもやってみないと分かりません。

コーチングは生モノです。

コーチとクライアントの双方が,今,この瞬間に意識を100%集中し,今,この瞬間に湧き起こってくるものから創り上げていきます。

そうすると,不思議なことに,とてもダイナミックな世界が創造されていくのです。

最後に,「本質的な変化を呼び起こす」です。

私は,本質的な変化を,魂のレベルを上げていくというような表現がしっくりきています。

自分自身が生まれ持ったリソースが統合されていくと,魂の響きが聴こえてくる…導かれるまま,あるがままに身を任せていく感覚…

ここまで意識が進化していくと,もう元の自分には戻れない…そのような変化です。

以上の4つの礎を大切にして,コーアクティブ・コーチングを行っています。

私がコーアクティブ・コーチングで創りたい世界 

望まない孤独のない世界の創造 

COVID-19の影響によって「分断」が顕在化しました。

自分自身との分断,他者と分断,社会や世界との分断です。

その結果,日本では,自殺率の高止まりという深刻な社会問題に直面しています。

つまり,本人が望まない孤独に苦しむ人々が,非常に多いことを意味します。

私自身のこれまでの人生を振り返ってみると,ない,ない,ない…お金がない,自由がない,時間がないと,常に「何か」を求めて,外へ,外へ,と目を向けていった学生時代を過ごしました。

会社員時代には,前へ,前へ,前へ…効率を求めすぎて,スピードを落としたり,止まったりすると,何かに取り残されてしまうような怖さを感じ,本当に大切なものを見失っていました。

私自身が,自分自身,他者,そして社会との分断を感じて「孤独」を抱えていたのです。

20代後半に経験したアイデンティティ・クライシスをきっかけに,「自分とは何者か」,「私にとっての真の幸せとは何か」という問いに,真剣に向き合うようになりました。

私自身の経験,そして日本・イギリスの大学院での学びから,自分・他者・より大きな存在(自然・宇宙・世界・神など)とのつながりを感じることで,心理的wellbeing(幸せ・生きがい)が高まると確信しました。

そして,これらが満たされていくプロセスそのものが,心理的wellbeingに寄与するという答えに至りました。

他者・社会との調和を大切にしながら,健やかに自分らしく生きる

私たち,一人ひとりがそんな風に生きていくことができたら,きっと,望まない孤独のない社会になっているはずです。

そして,そのような社会が実現できれば,日本人の主観的wellbeing世界1位を目指せると信じています。

私は,そこに貢献していきたいと心から願っています。

コーチングは,「本当の自分」とつながっていく上で,とても効果的であると実感しています。

クライアントは,セッションを重ねていくことで,内なる声を聴くことができるようになります。

また,その瞬間・瞬間の経験を,より明確に,より客観的に,観るようになります。

そして,思考や感情などすべてが,常に変化するものであると理解することで,それらに対する執着が低下していきます。

さらには,自分のポジティブな面だけでなく,目を背けたくなるような,蓋をしたくなるようなネガティブな自分とも向き合い,受け入れていくことで,本当の自分とつながることができます。

切り離していた自分とつながることで,未来に起こりうる逆境やストレスに柔軟でしなやかに乗り越える力が高まり,さらなるリソースとなるという感触を得ています。

またコーチとクライアントの「関係」には,底知れないパワフルさがあります。

コーチとクライアントの関係は「対等」です。その関係は,非常に険しい山に挑戦する時に,お互いの命を預け合う「バディ」のようなイメージです。

もちろん,コーチングで生死に関わることは,稀です。

しかしながら,クライアントがコーチングを受けることを決意するのは,何か変化をしたいという想いが沸き起こっているタイミングです。

人間には,恒常性(ホメオスタシス)という,変化を最小限にして,一定に保とうとする力が働きます。

いわゆる防衛反応の一つです。

その無意識で起こる反応とうまく付き合いながら,コンフォートゾーンを抜け出していくためには,非常に大きなエネルギーを必要とします。

どんな状況であっても,「クライアントのより豊かな人生」という,共通のビジョンを観ながら,コーチが共にいる。これほどまでに,パワフルな関係はないのではないでしょうか。

この関係は,より深くより高次なものとのつながり感を得られるものとなります。

Think Globally, Act Locally

私の好きな言葉の1つに,「Think Globally, Act Locally」があります。

大きなビジョンを描いて,そこに向かっていくプロセスは,実はとても地道なものだったりします。

楽しいことだけでなく,辛いこと・途中で投げ出したいと思うことの方が多いかもしれません。

でもその先に待っている,今よりも成長した「新しい自分」に会いたくて頑張れる。

1人よりもコーチがいれば,もっと高みを目指して頑張れる。

コーチングを通して,一緒に未知の世界へ踏み出してみませんか?

私がコーアクティブ・コーチングに出会って変わったこと

ときめきと深いつながりを感じ,より充実した人生に

コーチ・クライアントの両方の立場からコーチングに関わることで,ブレイク・スルーの瞬間に立ち合えることが飛躍的に増えました。

このような経験は,私にときめきの世界をもたらし,そして自分自身と,他者とより深くつながっているという感覚をもたらせてくれています。

また,思考・心・体すべてのリソースをフル稼働することで,感性が豊かになったり直感がより研ぎ澄まされている感覚があります。

そして,感情を適切にラベリングしたり言語化できるようになることで自分自身をより深く理解し,他者にも私を理解してもらいやすくなったように思います。

これらが,今,この瞬間を味わい尽くし,より充実した人生につながっていると感じます。

本質を生きる

現時点で,私は,思考・心・体すべてのリソースが統合されていくプロセスが「本質を生きる」ことへつながっていると解釈しています。

言い換えると,魂のレベルが上がっていくような感覚を抱いています。

私は,このプロセスを経ていく中で,本当に大切なものは,最初からすべて私にはあったことに気付きました。

私が,きちんと観ようとしていなかっただけなのです。

まさに私たちは,リソースフルなのです。

その気づきを得た時に,「私は,大丈夫だよ」と内なる私の声が聴こえました。

そして今,私は,一度きりの人生に,全力でコミットしています。

全力で走り抜けることもあれば,ゆっくり歩いたり,じっくり休むこともあります。

そのような経験を積み重ねていく中で,ようやく1人の人間として自律できたように感じています。

コーアクティブ・コーチとしての覚悟

私は,クライアントの本質的な変化を願うと共に,自分自身も進化し続けるコーチでありたいと強く願っています。

率先垂範していくことで,私と関わる方々にも,一歩を踏み出す勇気,引き返す勇気,時を待つ勇気,休息を楽しむ勇気,そのような真の勇敢さを持って,人生を歩んで欲しいと願っています。

また現時点で,私の人生における役割は,「点と点をつないでいくこと」だと認識してます。

「点」は,分断されている自分と本当の自分,人と人,人と社会や自然など,様々なものを意味し,それらを紡いでいくことです。

紡いでいく方法の1つとして,コーアクティブコーチングはとても重要なものであると捉えています。

人生の目的が明確となった時,人生はとてもシンプルに思えるのです。

こんな方とコーアクティブの旅に出たい

皆さん,このような経験はありませんか?

もしかすると,コーアクティブ・コーチングがお役に立てるかもしれません。

✔︎ 必要以上に,周囲の目を気にしてしまい,生きづらさ・窮屈さを感じる経験

✔︎ 「バカだと思われるかも」「嫌われたらどうしよう」「間違っていたら恥ずかしい」と,他者からの評価を気にしすぎてしまう経験

周囲への配慮は,謙虚さ・礼儀正しさ・思いやりなどにつながり,集団生活を営む上でとても大切です。

一方で,過度に他者の目を気にしたり,自己批判や恥を抱くことが,心理的wellbeingの低下につながることも明らかとなっています(Gilbert et al., 2004; Kotera et al., 2018)。

コーアクティブ・コーチングで,本質的な変化を遂げていくと,どのような状況下でも,自分のあり方や行動は,自分自身が選択することができるようになります。

この気づきと行動の繰り返しによって,周りとの調和を大切にしながら,自分らしく生きることができるようになります。

✔︎ 繊細すぎて,生きづらさを感じている方

✔︎ 自分のリソース・可能性を最大限に引き出したい方

日本の四季の豊かさは,私たち日本人の心をより彩り豊かなものとしてきました。

過度に効率化とスピードが求められる現代社会において,その繊細さによって生きづらさを感じることもあるかもしれません。

一方で,その機微を捉える力は,その方の人生をより味わい深くしてくれるリソースです。

その方がもつリソースを最大化していくと,無理なくエコに生きることができます。

​Key words

wellbeing(幸せ・生きがい),本質,つながり,自分らしさ 

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